“しにば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死場33.3%
死栄33.3%
死葉33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんあるひと二年目にねんめせていまあるじ内儀樣かみさま息子むすこ半次はんじはぬもののみなれど、此處こゝ死場しにばさだめたるなればいやとてさら何方いづかたくべき
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
まへ新網しんあみかへるがいやなら此家こゝ死場しにばめてほねらなきやならないよ、しつかりつておれとふくめられて、きちや/\とれよりの丹精たんせいいまあぶらひきに
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
それと違って今晩は、殺される当人が死ぬほど所望だし、無名沼より有名な琵琶湖の真中だから、死栄しにばえがあるだろう
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
月は死葉しにばを刈り立てる。
深夜 (新字旧仮名) / 三富朽葉(著)