“さんり”の漢字の書き方と例文
語句割合
三里100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど吾等われら勞力らうりよくつひ無益むえきとならで、やうやくことしまいたのは、かれこれ小半日こはんにちすぎてからあとことわづ三里さんりなみうへを、六時間ろくじかん以上いじやうとははなはおそ速力そくりよくではあるが、それでもわたくしほど辛苦つらかつた。
が、あひだに、おな瓜井戸うりゐどはらふのがある。これなんたて四里八町よりはつちやうよこ三里さんりあまる。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
露八は、自分のあし三里さんりへ、きゅうをすえていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)