“こうだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巷談25.0%
後段25.0%
光団12.5%
光弾12.5%
後談12.5%
講談12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがつて、ころ巷談こうだんには、車夫くるまや色男いろをとこ澤山たくさんあつた。一寸ちよつと岡惚をかぼれをされることは、やがて田舍ゐなかまはりの賣藥行商ばいやくぎやうしやうのち自動車じどうしや運轉手うんてんしゆゆづらない。立志りつし美談びだん車夫しやふなんとかがざらにあつた。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
(以下、口合パンニング邦語はうご直譯ちょくやくしてはつうぜざれば、りて義譯ぎやくす。後段こうだんにもかるれいしば/\あるべし。)
また一つにはボンヤリ明るい光団こうだんがあって、その中に黒い砲弾のような形のものがクッキリと輪廓りんかくを現しており、その向うには、ときどき閃光のようなものがパッパッと出ていた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、ぱーっと目もくらむ光弾こうだんが空中にうちだされた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「そうすると、その話は済まないのかね。何かまだ後談こうだんがあるのかね。」
女侠伝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それは、ちかくのよせ(落語らくご講談こうだんなどのかかる小屋こや)のたいこのおとで、かえりのひとがぞろぞろでてきたので、朝吹あさぶきはもうどうすることもできませんでした。