“ごだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
五壇33.3%
後談33.3%
點心33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見上げた破風口はふぐちは峠ほど高し、とぼんと野原へ出たような気がして、えんに添いつつ中土間なかどまを、囲炉裡いろりの前を向うへ通ると、桃桜ももさくらぱっと輝くばかり、五壇ごだん一面の緋毛氈ひもうせん、やがて四畳半を充満いっぱいに雛
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
前に言う通り、秀吉や、家康や、氏郷や、元就もとなりでなければ、人物が無いと思っている者たちのために、もう少し永徳の後談ごだんを語らなければならない。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
カピ長 あ、いや、方々かた/″\、おかへ支度じたくをなされな。粗末そまつ點心ごだんながら、只今たゞいま準備中よういちゅうでござる。