“五壇(ごだん)” の例文
見上げた破風口(はふぐち)は峠ほど高し、とぼんと野原へ出たような気がして、縁(えん)に添いつつ中土間(なかどま)を、囲炉裡(いろり)の前を向うへ通ると、桃桜(ももさくら)溌(ぱっ)と輝くばかり、五壇(ごだん)一面の緋毛氈(ひもうせん)、やがて四畳半を充満(いっぱい)に雛
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)