“けつばふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
缺乏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)し孰(いづ)れも發汗(はつかん)に伴(ともな)うて渇(かつ)した口(くち)に爽(さわや)かな蔬菜(そさい)の味(あぢ)を欲(ほつ)しないものはない。貧苦(ひんく)に惱(なや)んでさうして其(そ)の蔬菜(そさい)の缺乏(けつばふ)を感(かん)じて居(ゐ)るものは勘次(かんじ)のみではない。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
然(しか)し其(そ)の薪(たきゞ)の缺乏(けつばふ)から自然(しぜん)にかういふ砂(すな)の中(なか)に洪水(こうずゐ)が齎(もたら)した木片(もくへん)の埋(うづ)まつて居(ゐ)るのを知(し)つて之(これ)を求(もと)めて居(ゐ)るのだといふことは彼(かれ)は始(はじ)めて見(み)て始(はじ)めて知(し)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
隨(したが)つて薪(たきゞ)の缺乏(けつばふ)から豆幹(まめがら)や藁(わら)のやうなものも皆(みな)燃料(ねんれう)として保存(ほぞん)されて居(ゐ)ることは勘次(かんじ)も能(よ)く知(し)つて居(ゐ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)