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くじごろ
ふりがな文庫
“くじごろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
九時頃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九時頃
(逆引き)
九時頃
(
くじごろ
)
だが、
商店
(
しやうてん
)
は
町
(
まち
)
の
左右
(
さいう
)
に
客
(
きやく
)
を
待
(
ま
)
つのに、
人通
(
ひとどほ
)
りは
見掛
(
みか
)
けない。
靜
(
しづか
)
な
細
(
ほそ
)
い
町
(
まち
)
を、
四五間
(
しごけん
)
ほど
前
(
まへ
)
へ
立
(
た
)
つて、
小兒
(
こども
)
かと
思
(
おも
)
ふ
小
(
ちひ
)
さな
按摩
(
あんま
)
どのが
一人
(
ひとり
)
、
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
きながら
後形
(
うしろむき
)
で
行
(
ゆ
)
くのである。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
夜
(
よ
)
九時頃
(
くじごろ
)
濱野
(
はまの
)
さんが
來
(
き
)
て、
茶
(
ちや
)
の
聞
(
ま
)
で
話
(
はな
)
しながら、ふと「いつかのこたつ
騷
(
さわ
)
ぎは、
丁度
(
ちやうど
)
節分
(
せつぶん
)
の
今夜
(
こんや
)
でしたね。」といふのを
半
(
なかば
)
聞
(
き
)
くうちに、
私
(
わたし
)
はドキリとした。
總毛立
(
そうけだ
)
つてぞつとした。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くじごろ(九時頃)の例文をもっと
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