“きよじやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虚弱80.0%
強弱20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヒポコンデリアれいかなるやまいぞ。虚弱きよじやくなるひとのみこれむべきか、健全けんぜんなるひとこれあたはざるか、無學むがくこれまずかへつて學問がくもんこれ引由いんゆうし、無知むちこれまず、知識ちしきあるものこれことおほし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
成程なるほど一家いつかうちに、體の弱い陰氣な人間がゐたら、はたの者は面白くないにきまツてゐる。だが、虚弱きよじやくなのも陰欝いんうつなのも天性てんせいなら仕方がないぢやないか。
青い顔 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
そは土器表面し付け模樣もようの中に撚りを掛けたるひもあと有るを以て推察すゐさつせらる。撚りの有無とつる強弱きよじやくとの關係は僅少の經驗けいけんに由つてもさとるを得べき事なり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)