トップ
>
きやくらい
ふりがな文庫
“きやくらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
客来
50.0%
客來
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
客来
(逆引き)
「お
客来
(
きやくらい
)
の所へ
参
(
あが
)
りまして、伯母さん、飛んだお邪魔致しましてネ」と梅子の気兼ねするに「ほんとにねエ」とお加女も相和す
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
さては
客来
(
きやくらい
)
と言ひしも
詐
(
いつはり
)
にて、
或
(
あるひ
)
は内縁の妻と定れる身の、吾を
咎
(
とが
)
めて邪魔立せんとか、
但
(
ただし
)
は
彼人
(
かのひと
)
のこれ見よとてここに
引出
(
ひきいだ
)
せしかと、今更に
差
(
たが
)
はざりし父が
言
(
ことば
)
を思ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
先に怪みし家内は彼の来りしよりもその用事の更に
思懸
(
おもひが
)
けざるに驚けり。貫一は不在なりしかばこの
珍
(
めづらし
)
き
客来
(
きやくらい
)
のありしを知らず、宮もまた
敢
(
あへ
)
て告げずして、二日と過ぎ、三日と過ぎぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
きやくらい(客来)の例文をもっと
(2作品)
見る
客來
(逆引き)
(路通は縁に腰をかける。鬼貫は早くその刃物を納めろと娘に眼で知らせる。不意の
客來
(
きやくらい
)
にうろ/\してゐたお妙も一先づ刃物を鞘に納める。)
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
客來
(
きやくらい
)
にやあらん
折
(
をり
)
わろかりと
歩
(
ほ
)
を
返
(
かへ
)
せしが、さりとも
此處
(
こゝ
)
まで
來
(
き
)
しものを
此
(
この
)
まま
歸
(
かへ
)
るも
無益
(
むやく
)
しゝと、
庭
(
には
)
より
廻
(
め
)
ぐりて
椽
(
ゑん
)
に
上
(
あが
)
れば、
客間
(
きやくま
)
めきたる
所
(
ところ
)
に
話
(
はな
)
し
聲
(
ごゑ
)
す
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
きやくらい(客來)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
きゃくらい