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客来
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きやくらい
ふりがな文庫
“
客来
(
きやくらい
)” の例文
旧字:
客來
「お
客来
(
きやくらい
)
の所へ
参
(
あが
)
りまして、伯母さん、飛んだお邪魔致しましてネ」と梅子の気兼ねするに「ほんとにねエ」とお加女も相和す
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
さては
客来
(
きやくらい
)
と言ひしも
詐
(
いつはり
)
にて、
或
(
あるひ
)
は内縁の妻と定れる身の、吾を
咎
(
とが
)
めて邪魔立せんとか、
但
(
ただし
)
は
彼人
(
かのひと
)
のこれ見よとてここに
引出
(
ひきいだ
)
せしかと、今更に
差
(
たが
)
はざりし父が
言
(
ことば
)
を思ひて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
先に怪みし家内は彼の来りしよりもその用事の更に
思懸
(
おもひが
)
けざるに驚けり。貫一は不在なりしかばこの
珍
(
めづらし
)
き
客来
(
きやくらい
)
のありしを知らず、宮もまた
敢
(
あへ
)
て告げずして、二日と過ぎ、三日と過ぎぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“客来”で始まる語句
客来一味