“かんしゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
看守42.1%
看取31.6%
巻首5.3%
燗酒5.3%
簳珠5.3%
観取5.3%
貫珠5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に死刑の行われた、判事、検事、弁護士、看守かんしゅ、死刑執行人、教誨師きょうかいし等は四十八時間熟睡したそうである。
猿蟹合戦 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
僕はこの門の前に立ち、長い半白はんぱくひげらした、好人物らしい看守かんしゅに名刺を渡した。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そう想う人々の面に、何がなし深い恐怖と不安がただよい初めたのを、赤羽主任も一通り看取かんしゅする余裕を持っていた。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
表面は慇懃いんぎんな態度だが、それは冷い敵意の変形でしかないことを、マタ・アリは素早く看取かんしゅした。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
例の細字さいじの手紙、著書の巻首かんしゅに入る可き「千代かけて」の歌を十三枚
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
志「うも恐入りましたな、へい是はお吸物誠に有難うございます、先刻さっきから冷酒れいしゅは持参致しておりまするが、お燗酒かんしゅは又格別、有難うございます、何卒どうぞ嬢様にもいらっしゃるように今日は梅じゃアない実はお嬢様を、いやなに」
私はまだ実物を見ていないが、小野氏が漢名の「簳珠かんしゅ」に比定せられた第四の非食用種、山伏修験しゅげんの徒がイラタカの数珠に製したというオニジュズダマなどは、とくに産地についてその保存の状と、是に伴なう伝承とを、採録しておきたいものである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そういう意味のことが李聖学の態度に観取かんしゅされた。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
そうして爰にはまた与那国よなぐにのンブヲー(mbwo)、鳩間島はとまじまのンボーマ、新城島あらぐすくじまのンボサのごとく小さな牛の名を持った一種の貝が多く、それも或る時代には貫珠かんしゅとして、用いられたらしいからである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)