“かるわざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カルワザ
語句割合
軽業78.3%
輕業18.8%
輕技1.4%
輕業師1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで軽業かるわざのような芸当ですが、探偵団員たちは、日ごろから、いざというときの用意に、こういうことまで練習しておいたのです。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
奇觀きくわん妙觀めうくわんいつつべし。で、激流げきりう打込うちこんだ眞黒まつくろくひを、したから突支棒つツかひぼうにした高樓たかどのなぞは、股引もゝひきさかさまに、輕業かるわざ大屋臺おほやたいを、チヨンとかしらせたやうで面白おもしろい。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
(原註。拿破里ナポリ大街おほどほりの一にして其末は海岸に達す。)同じ闐溢てんいつ、同じ喧囂けんがうは我等を迎へたり。劇場あり。軒燈籠懸け列ねて、彩色せる繪看板を掲げたり。輕技かるわざの家あり。
われこと奉公ほうこうにやればぜね借金しやくきんくなるし、よきことだつて輕業師かるわざげでもしつちめえばそれこそらくになつちあんだが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)