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かすりきず
ふりがな文庫
“かすりきず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
微傷
33.3%
擦傷
26.7%
掠傷
13.3%
擦過傷
13.3%
微疵
6.7%
掠疵
6.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微傷
(逆引き)
其勢が余り
烈
(
はげ
)
しかつたので、横山は上田の腕に
微傷
(
かすりきず
)
を負はせたにも
拘
(
かゝは
)
らず、
刃
(
やいば
)
を引いて逃げ出した。上田は追ひ
縋
(
すが
)
つて、横山の後頭を一刀切つて引き返した。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かすりきず(微傷)の例文をもっと
(5作品)
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擦傷
(逆引き)
首に一ヶ所頭の真中に大傷其処此処に
擦傷
(
かすりきず
)
等数多あり、
咽
(
のど
)
に
攫
(
つか
)
み潰せし如き傷○衣類大名縞
単物
(
ひとえもの
)
、二タ
子唐桟
(
ことうざん
)
羽織但紐附、紺博多帯、肉シャツ、下帯、白足袋
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
かすりきず(擦傷)の例文をもっと
(4作品)
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掠傷
(逆引き)
駈けよってみると、筋骨逞しい若者が、
脛
(
すね
)
を押えてうんうん
呻
(
うな
)
っている。むろん
掠傷
(
かすりきず
)
だ。
危し‼ 潜水艦の秘密
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かすりきず(掠傷)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
擦過傷
(逆引き)
しかし打撃や襲撃や、また一身の防御さえも、彼の手では少しもなされなかった。彼は黙々として人を救っていた。その上、彼はただわずかな
擦過傷
(
かすりきず
)
を受けたのみだった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
かすりきず(擦過傷)の例文をもっと
(2作品)
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微疵
(逆引き)
まず※は
幾条
(
いくすじ
)
にも
割
(
わ
)
れ
裂
(
さ
)
ける、それでもって打たれるので
※
(
かわ
)
の裂目のひりひりしたところが
烈
(
はげ
)
しく
触
(
さわ
)
るから、ごくごく浅い
疵
(
きず
)
ではあるが
松葉
(
まつば
)
でも散らしたように
微疵
(
かすりきず
)
が顔へつく。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かすりきず(微疵)の例文をもっと
(1作品)
見る
掠疵
(逆引き)
と槍を落して、
八口
(
やつくち
)
より袂の底を探らむとす。暖かき袖口もて頬の
掠疵
(
かすりきず
)
押えたりし小親声を掛けて
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かすりきず(掠疵)の例文をもっと
(1作品)
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“かすりきず”の意味
《名詞》
物がかすってできた皮膚の傷。すりきず。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
すりきず
うすで
びしやう
びしょう
さっしょう
さっかしょう