微疵かすりきず)” の例文
まず※は幾条いくすじにもける、それでもって打たれるのでかわの裂目のひりひりしたところがはげしくさわるから、ごくごく浅いきずではあるが松葉まつばでも散らしたように微疵かすりきずが顔へつく。
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)