“かあひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
可愛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
快活(くわいくわつ)なる水兵(すいへい)の一群(いちぐん)は其(その)周圍(まわり)を取卷(とりま)いて、『やあ、可愛(かあひ)らしい少年(せうねん)だ、乃公(おれ)にも借(か)せ/\。』と立騷(たちさわ)ぐ、櫻木大佐(さくらぎたいさ)は右手(めて)を擧(あ)げて
あゝ可愛(かあひ)さうな事(こと)をと聲(こゑ)たてゝも泣(な)きたきを、さしも兩親(ふたおや)の機嫌(きげん)よげなるに言(い)ひ出(いで)かねて、烟(けむり)にまぎらす烟草(たばこ)二三服(ぷく)、空咳(からせき)こん/\として涙(なみだ)を襦袢(じゆばん)の袖(そで)にかくしぬ。
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)