“おくば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
奧齒60.0%
奥歯40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助そうすけ此朝このあさみがくために、わざといたところけて楊枝やうじ使つかひながら、くちなかかゞみらしてたら、廣島ひろしまぎんめた二まい奧齒おくばと、いだやうらした不揃ぶそろ前齒まへばとが、にはかにさむひかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
のない口にきゅうに奥歯おくばがはえたような気がするほど若がえった口調くちょうだった。治安維持法というものを、彼女はよく知らない。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
あさから奥歯おくばがやめやがってな、あまいものはたべられんのだてや。」
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
だが、少し悲しいのは、なんとしても気をゆるさぬような村の人たちのことだ。それを男先生にこぼすと、男先生は奥歯おくばのない口を大きくあけて笑い
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
奥歯おくばのないらしい口の中がまっくらに見えた。女は目をそらしながら
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)