“あひたつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相立50.0%
相達50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腰元の島と申者ひそかに聞知私し共へ告知つげしらせ候間よんどころなく兩人申合せ藤五郎兄弟をすくひ出し候事に御座候之に依て何卒なにとぞ主税之助を召出めしいだされ右等の儀御吟味ごぎんみの上嘉川の家名かめい相立あひたつ御慈悲おじひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
我意がいまかながいとま差遣さしつかはし藤五郎藤三郎の中を嫡子ちやくし相立あひたつべきの處に左はなくしておのれが實子じつしたるすけ五郎を以て嫡子ちやくしに立養父平助の遺言ゆゐごんやぶりしのみならず惡意あくいおこし藤五郎藤三郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かうふりしに依て右の訴へ御取上に相成再應さいおうの吟味仰せ付られ傳吉儀御用有之に付私しの仕置しおき相成ず則ち當月晦日迄みそかまでに罪人傳吉ならびに相手方上臺憑司夫婦かみだいひようじふうふ其外せん養父野尻宿百姓與惣次よそうじ江戸表差出大岡越前守役所迄追々召連めしつれ可申候且此度かゝり役人やくにん郡奉行伊藤伴右衞門吟味ぎんみ方川崎金右衞門小野寺源兵衞等江戸へ同道可有之右之段主人讃岐守さぬきのかみより相達あひたつし候之に依て此むね貴殿迄きでんまで急度きつと御意得候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)