“あいた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
英田33.3%
愛他33.3%
相立33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、この近郷一帯の、英田あいた讃甘さぬもや勝田の諸郡は、尼子あまこ氏の侵略をうけて、浦上一族は諸城から敗退の運命を辿たどっていた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
施主せしゅ 英田あいたむら きん作が母
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
氏の無邪気な利己主義が、痛ましいほど愛他あいた的傾向になり初めました。
「はて、怪しからん! 左様な点も充分に確かめずに、ただ、罪悪を作るため、ただ、下手人を作るための調書が、何の役に相立あいたとうか。かようなものは、反古ほご同然」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)