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あかぐつ
ふりがな文庫
“あかぐつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赤靴
66.7%
赭靴
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤靴
(逆引き)
「
女房
(
にょうぼう
)
や、」と
靴屋
(
くつや
)
が
言
(
い
)
った。「
店
(
みせ
)
へ
行
(
い
)
って、一
番
(
ばん
)
上
(
うえ
)
の
棚
(
たな
)
に、
赤靴
(
あかぐつ
)
が一
足
(
そく
)
あるから、あれを
持
(
も
)
って
来
(
き
)
な。」
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
麦稈帽
(
むぎわらぼう
)
を
鷲掴
(
わしづか
)
みに
持添
(
もちそ
)
へて、
膝
(
ひざ
)
までの
靴足袋
(
くつたび
)
に、
革紐
(
かはひも
)
を
堅
(
かた
)
くかゞつて、
赤靴
(
あかぐつ
)
で、
少々
(
せう/\
)
抜衣紋
(
ぬきえもん
)
に
背筋
(
せすぢ
)
を
膨
(
ふく
)
らまして——
別
(
わか
)
れとなればお
互
(
たがひ
)
に、
峠
(
たふげ
)
の
岐路
(
えだみち
)
に
悄乎
(
しよんぼり
)
と
立
(
た
)
つたのには——
汽車
(
きしや
)
から
溢
(
こぼ
)
れて
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あかぐつ(赤靴)の例文をもっと
(2作品)
見る
赭靴
(逆引き)
あの人はいなかったけれど、やがて帰って来て私を見ると、
赭靴
(
あかぐつ
)
のまんま上がって来ていきなり私に飛びついて泣いたのよ。
阿母
(
おっか
)
さんとこへ寄って泣いて来たらしいの。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
あかぐつ(赭靴)の例文をもっと
(1作品)
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