『地球の円い話（ちきゅうのまるいはなし）』

地球が円いという話は、何も珍しいことではない。今日では大抵の小学生が皆知っている通りである。 もっとも地球が完全な球形であるというのは本当は間違いで、第一に地球の表面にはヒマラヤの山もあれば、日本海溝もあるので、詳しく言えば、凹凸のあること …

著者	中谷宇吉郎
ジャンル	自然科学 > 自然科学 > 論文集 評論集 講演集
ジャンル	自然科学 > 地球科学・地学 > 地球科学・地学
初出	「思想」1940（昭和15）年2月1日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約12分（500文字/分）
朗読目安時間	約19分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

後（ご） 下（もと） 誰（だれ） 殆（ほと） 恒数（こうすう） 智力（ちりょく） 隈（くま） 曖昧（あいまい） 此処（ここ） 渡辺（わたなべ） 狐（きつね） 独逸（ドイツ） 生易（なまやさ） 秘訣（ひけつ） 粁（キロ） 粍（ミリ） 糎（センチ） 素人（しろうと） 艱苦（かんく） 轍鮒（てっぷ） 三桁（みけた） 尖（とが） 中（うち） 人智（じんち） 依（よ） 僅（わず） 先（ま） 凹凸（おうとつ） 勿論（もちろん） 嘗（な） 明瞭（めいりょう） 巧（うま） 廻（まわ） 当前（あたりまえ） 悖（もと） 振子（ふりこ） 描（か） 擬似（ぎじ）