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轍鮒
ふりがな文庫
“轍鮒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てっぷ
75.0%
てつぷ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てっぷ
(逆引き)
これならば豪華船のサロンに備えつけて、シガーでも吹かしながら測定出来るので、潜水艦の中で酸素かイオンかの足りない空気に
轍鮒
(
てっぷ
)
の苦しみを
嘗
(
な
)
めるのとは大変なちがいである。
地球の円い話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
だが、慨然として
呟
(
つぶや
)
いただけではいられない、事急に迫って、
轍鮒
(
てっぷ
)
のような境涯に置かれているお雪ちゃんの叫びを聞くと、まず、為さねばならぬことは、
走
(
は
)
せてこれに赴くということです。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
轍鮒(てっぷ)の例文をもっと
(3作品)
見る
てつぷ
(逆引き)
ところで、
図
(
はか
)
らずも貸主が君と云ふので、
轍鮒
(
てつぷ
)
の水を得たる
想
(
おもひ
)
で我々が中へ入つたのは、営業者の鰐淵として話を為るのではなくて、旧友の
間
(
はざま
)
として、実は無理な頼も聴いてもらひたいのさ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
轍鮒(てつぷ)の例文をもっと
(1作品)
見る
轍
漢検準1級
部首:⾞
19画
鮒
漢検準1級
部首:⿂
16画
“轍”で始まる語句
轍
轍心
“轍鮒”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
牧野富太郎
中里介山
中谷宇吉郎