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『魚服記』
ふりがな文庫
『
魚服記
(
ぎょふくき
)
』
本州の北端の山脈は、ぼんじゅ山脈というのである。せいぜい三四百米ほどの丘陵が起伏しているのであるから、ふつうの地図には載っていない。むかし、このへん一帯はひろびろした海であったそうで、義経が家来たちを連れて北へ北へと亡命して行って、はるか蝦 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「海豹」1933(昭和8)年3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
ど
)
山人
(
やまふと
)
手籠
(
てかご
)
大蛇
(
だいじゃ
)
焚火
(
たきび
)
水洟
(
みずばな
)
畝歩
(
せぶ
)
疣
(
いぼ
)
疼痛
(
とうつう
)
米
(
メートル
)
羊歯
(
しだ
)
義経
(
よしつね
)
胸鰭
(
むなびれ
)
葦
(
あし
)
蕈
(
きのこ
)
蝦夷
(
えぞ
)
覗
(
のぞ
)
轟
(
とどろ
)
迄
(
まで
)
鮒
(
ふな
)
鱗
(
うろこ
)
麓
(
ふもと
)
崖
(
がけ
)
佇
(
たたず
)
儲
(
もう
)
凩
(
こがらし
)
剥
(
は
)
呟
(
つぶや
)
呶鳴
(
どな
)
唸
(
うな
)
噛
(
か
)
天狗
(
てんぐ
)
炭窯
(
すみがま
)
幽
(
かす
)
掻
(
か
)
揉
(
も
)
楢
(
なら
)
樅
(
もみ
)
樫
(
かし
)
了
(
しま
)
淵
(
ふち
)