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ふりがな文庫
“
忙
(
いそ
)” の例文
おぬいさんは
忙
(
いそ
)
がしく袂を探ろうとしたが、それも間に合わなかったか、いきなり両手を眼のところにもっていって、じっと押えた。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
原口さんは無論ゐる。一番
先
(
さき
)
へ
来
(
き
)
て、世話を
焼
(
や
)
いたり、愛嬌を振り
蒔
(
ま
)
いたり、仏蘭西式の
髯
(
ひげ
)
を
撮
(
つま
)
んで見たり、万事
忙
(
いそ
)
がしさうである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
まるで夕食にありつけなかつたゞらう——階下の人たちは誰も餘り
忙
(
いそ
)
がしくて、私たちの方までは氣がまはらなかつたのだから。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
山国の産のせいであろう、まるで森林のように毛深い
脚
(
あし
)
を出して、与一は
忙
(
いそ
)
がしく荷造りを始めた。私はひどく楽しかった。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
今
(
いま
)
珈琲
(
カツヒー
)
を
運
(
はこ
)
んで
來
(
き
)
た
小間使
(
こまづかひ
)
の
顏
(
かほ
)
にも
其
(
その
)
忙
(
いそ
)
がしさが
見
(
み
)
へるので、
若
(
も
)
しや、
今日
(
けふ
)
は
不時
(
ふじ
)
の
混雜中
(
こんざつちう
)
ではあるまいかと
氣付
(
きづ
)
いたから、
私
(
わたくし
)
は
急
(
きふ
)
に
顏
(
かほ
)
を
上
(
あ
)
げ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
空には秋のような日が照り渡って、地上には麦が
実
(
みの
)
り、大鎌や小鎌を持った農夫たちが、至るところの畑の中で、戦争のように
忙
(
いそ
)
がしく働いている。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
是非
(
ぜひ
)
やらう。
葉書
(
はがき
)
の
返事
(
へんじ
)
なら
僕
(
ぼく
)
はどんな
忙
(
いそ
)
がしい
時
(
とき
)
でも
直
(
す
)
ぐ
書
(
か
)
く。オヽ、それからまだ
斯
(
か
)
ういふ
面白
(
おもしろ
)
い
話
(
はなし
)
があるよ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
二人の
忙
(
いそ
)
ぎ走るを怪しみ何故早く去るぞ我家に豕一匹を用意した、是非一宿せよというを曹操たちまち刺し殺した。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
普請
(
ふしん
)
はもう八
分
(
ぶ
)
通
(
どお
)
りも
進行
(
しんこう
)
して
居
(
お
)
り、
大工
(
だいく
)
やら、
屋根職
(
やねや
)
やらが、
何
(
いず
)
れも
忙
(
いそ
)
がしそうに
立働
(
たちはたら
)
いているのが
見
(
み
)
えました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
天正十一年になって、遠からず
小田原
(
おだわら
)
へ二女
督姫君
(
とくひめぎみ
)
の
輿入
(
こしい
)
れがあるために、浜松の
館
(
やかた
)
の
忙
(
いそ
)
がしい中で、大阪に
遷
(
うつ
)
った羽柴家へ祝いの使が行くことになった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
勤
(
つと
)
め
近年
(
きんねん
)
此餠屋の出店を
出
(
だし
)
て
貰
(
もら
)
ひ夫婦とも
稼暮
(
かせぎくら
)
す者なりフト吉之助の來てより
家業
(
かげふ
)
も
忙
(
いそ
)
がしく大いに
身代
(
しんだい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しかし艇員は
応
(
こた
)
えなかった。口をきくと、行動が鈍くなると思っているらしい。それほど彼らは
忙
(
いそ
)
いでいた。そして扉を開くと、それを
担
(
かつ
)
いでどんどん外へ搬び出した。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
閑事と表記してあるのは、急を要する用事でも何んでも無いから、
忙
(
いそ
)
がしくなかったら
披
(
ひら
)
いて読め、
他
(
た
)
に心の
惹
(
ひ
)
かれる事でもあったら
後廻
(
あとまわ
)
しにしてよい、という注意である。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と同じ瞬間に、その女のショウルと帯の色合ひと横顔の輪郭とがハツキリと彼の記憶に再燃した。それはモデルのとみ子に違ひなかつたのだ。彼は
忙
(
いそ
)
いで払を済ませて外へ出た。
静物
(新字旧仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
「山へ行くのに、そんなものに驚いちゃいかんよ。そう
極
(
きま
)
ったら、急がないとまた客が来る。あなた
支度
(
したく
)
をして。山の下まで車だ。」と口でも云えば、手も叩く、謙造の
忙
(
いそ
)
がしさ。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一人は
必
(
かな
)
らず
手傳
(
てつだ
)
はすると
言
(
い
)
ふて
下
(
くだ
)
され、さてさて
御苦勞
(
ごくらう
)
と
蝋燭代
(
ろうそくだい
)
などを
遣
(
や
)
りて、やれ
忙
(
いそ
)
がしや
誰
(
た
)
れぞ
暇
(
ひま
)
な
身躰
(
からだ
)
を
片身
(
かたみ
)
かりたき
物
(
もの
)
、お
峯
(
みね
)
小松菜
(
こまつな
)
はゆでゝ
置
(
お
)
いたか、
數
(
かず
)
の
子
(
こ
)
は
洗
(
あら
)
つたか
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
海陸飛脚の往来
櫛歯
(
くしのは
)
を
挽
(
ひ
)
くよりも
忙
(
いそ
)
がわしく、江戸の大都繁華の
巷
(
ちまた
)
も
俄
(
にわか
)
に
修羅
(
しゅら
)
の
衢
(
ちまた
)
に変じ、万の武器、調度を持運び、市中古着
商
(
あきな
)
う家には
陣羽織
(
じんばおり
)
、
小袴
(
こばかま
)
、
裁付
(
たっつけ
)
、
簑笠
(
みのかさ
)
等をかけならべ
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
「そうですか。いや、さよなら。」大学士は、また
忙
(
いそ
)
がしそうに、あちこち歩きまわって
監督
(
かんとく
)
をはじめました。二人は、その白い岩の上を、一生けん命汽車におくれないように走りました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
煙草
(
たばこ
)
の好きな叔母が
煙管
(
きせる
)
を離さずに、
雇人
(
やとひにん
)
を
指揮
(
さしづ
)
して
忙
(
いそ
)
がしい店を
切盛
(
きりもり
)
してゐる
状
(
さま
)
も見えるやうで、其の忙がしい中で、
甥
(
をひ
)
の好きな
蒲鉾
(
かまぼこ
)
なぞを取り寄せてゐることも想像されないではなかつた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
山ふところの夕暮れに歩み疲れた若い旅人が青黒い杉の
木立
(
こだち
)
のあいだから、妓楼の赤い格子を仰ぎ視た時には、沙漠でオアシスを見いだしたように、かれらは
忙
(
いそ
)
がわしくその軒下に駈け込んで
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
なに
極楽
(
ごくらく
)
へ
行
(
い
)
つて
入
(
いら
)
つしやいましたが、
近来
(
このごろ
)
極楽
(
ごくらく
)
も
疲弊
(
ひへい
)
を
仕
(
し
)
ましたから、
勧化
(
くわんげ
)
をお
頼
(
たの
)
まれで、
其事
(
そのこと
)
で
極楽
(
ごくらく
)
へ
入
(
い
)
らしつたのでございませう。岩「
極楽
(
ごくらく
)
の
勧化
(
くわんげ
)
かえ、
相変
(
あひかは
)
らず
此方
(
こつち
)
へ
来
(
き
)
てもお
忙
(
いそ
)
がしい。 ...
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
安之助
(
やすのすけ
)
は
忙
(
いそ
)
がしいとかで、一
時間
(
じかん
)
足
(
た
)
らず
話
(
はな
)
して
歸
(
かへ
)
つて
行
(
い
)
つたが、
小六
(
ころく
)
の
所置
(
しよち
)
に
就
(
つい
)
ては、
兩人
(
りやうにん
)
の
間
(
あひだ
)
に
具體的
(
ぐたいてき
)
の
案
(
あん
)
は
別
(
べつ
)
に
出
(
で
)
なかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
そう
応
(
こた
)
えて案外
上手
(
じょうず
)
に舟を
漕
(
こ
)
いだ。倉地は行き過ぎただけを
忙
(
いそ
)
いで取って返して来た。そして三人はあぶなかしく立ったまま舟に乗った。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「さう、あんまりことが無さ過ぎると、私も時々思ひますが、でも今度は大分
忙
(
いそ
)
がしくなるかも知れませんよ——少くとも、しばらくの間はねえ。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
細君は
焜炉
(
しちりん
)
を
煽
(
あお
)
いだり、
庖丁
(
ほうちょう
)
の音をさせたり、
忙
(
いそ
)
がしげに台所をゴトツカせている。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
彼
(
かれ
)
と
私
(
わたくし
)
とはおの/\
級
(
くみ
)
の
撰手
(
チヤンピオン
)
となつて、
必死
(
ひつし
)
に
優勝旗
(
チヤンピオンフラグ
)
を
爭
(
あらそ
)
つた
事
(
こと
)
や、
其他
(
そのほか
)
さま/″\の
懷舊談
(
くわいきうだん
)
も
出
(
で
)
て、
時
(
とき
)
の
移
(
うつ
)
るのも
知
(
し
)
らなかつたが、ふと
氣付
(
きづ
)
くと、
當家
(
このや
)
の
模樣
(
もやう
)
が
何
(
なに
)
となく
忙
(
いそ
)
がし
相
(
さう
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
とかくは
檜舞臺
(
ひのきぶたひ
)
と
見
(
み
)
たつるもをかしからずや、
垢
(
あか
)
ぬけのせし三十あまりの
年増
(
としま
)
、
小
(
こ
)
ざつぱりとせし
唐棧
(
とうざん
)
ぞろひに
紺足袋
(
こんたび
)
はきて、
雪駄
(
せつた
)
ちやら/\
忙
(
いそ
)
がしげに
横抱
(
よこだ
)
きの
小包
(
こづゝみ
)
はとはでもしるし
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大将「それはそうじゃ、今までは
忙
(
いそ
)
がしかったじゃからな。」
饑餓陣営:一幕
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
豹を殺した者あると聞いて吾輩
忙
(
いそ
)
いで町へ
還
(
かえ
)
った
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「はっ」といって本多は
忙
(
いそ
)
がしげに退出した。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「おい/\、急にまた
忙
(
いそ
)
ぎ出したね。」
静物
(新字旧仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
「
此方
(
こつち
)
は
忙
(
いそ
)
がしい。」
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまり自分の顔を鏡で見る余裕があるから、さうなるんだ。
忙
(
いそ
)
がしい時は、自分の顔の事なんか、誰だつて忘れてゐるぢやないか
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
イライザはまだ口を
利
(
き
)
かなかつた。明らかに彼女には話をする暇がなかつたのである。彼女のやうに
忙
(
いそ
)
がしさうな樣子をした人間を私は見た事がなかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
五郎兵衞老人は玩具におどかされるやうな男では無かつた。その
鶴嘴
(
つるはし
)
を手にしだした時はすでに六十三歳であつたが、せかず
忙
(
いそ
)
がず、毎年々々コツ/\と路を造つた。七年の歳月は過ぎた。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
お
京
(
きやう
)
はお
高祖頭巾
(
こそづきん
)
眉深
(
まぶか
)
に
風通
(
ふうつう
)
の
羽織
(
はおり
)
着
(
き
)
て
例
(
いつも
)
に
似合
(
にあは
)
ぬ
美
(
よ
)
き
粧
(
なり
)
なるを、
吉三
(
きちざう
)
は
見
(
み
)
あげ
見
(
み
)
おろして、お
前
(
まへ
)
何處
(
どこ
)
へ
行
(
ゆ
)
きなすつたの、
今日
(
けふ
)
明日
(
あす
)
は
忙
(
いそ
)
がしくてお
飯
(
まんま
)
を
喰
(
た
)
べる
間
(
ま
)
もあるまいと
言
(
い
)
ふたではないか
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「遅れるから
忙
(
いそ
)
ごう。」
青草
(新字新仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
「そりや
兄
(
にい
)
さんも
忙
(
いそ
)
がしいには
違
(
ちがひ
)
なからうけれども、
僕
(
ぼく
)
もあれが
極
(
き
)
まらないと
氣掛
(
きがゝ
)
りで
落
(
お
)
ち
付
(
つ
)
いて
勉強
(
べんきやう
)
も
出來
(
でき
)
ないんだから」と
云
(
い
)
ひながら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
折
(
をり
)
からお
忙
(
いそ
)
がしき
時
(
とき
)
心
(
こゝろ
)
なきやうなれど、
今日
(
けふ
)
の
晝
(
ひ
)
る
過
(
す
)
ぎにと
先方
(
さき
)
へ
約束
(
やくそく
)
のきびしき
金
(
かね
)
とやら、お
助
(
たす
)
けの
願
(
ねが
)
はれますれば
伯父
(
おぢ
)
の
仕合
(
しあは
)
せ
私
(
わたし
)
の
喜
(
よろこ
)
び、いついつまでも
御恩
(
ごおん
)
に
着
(
き
)
まするとて
手
(
て
)
をすりて
頼
(
たの
)
みける
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
是
(
これ
)
から
又
(
また
)
例
(
れい
)
の
通
(
とほ
)
り
出掛
(
でか
)
けなければなりませんから」と
切
(
き
)
り
上
(
あ
)
げると、
主人
(
しゆじん
)
は
始
(
はじ
)
めて
氣
(
き
)
が
付
(
つ
)
いた
樣
(
やう
)
に、
忙
(
いそ
)
がしい
所
(
ところ
)
を
引
(
ひ
)
き
留
(
と
)
めた
失禮
(
しつれい
)
を
謝
(
しや
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
少
(
すこ
)
し
歩
(
ある
)
かないか」と代助が
誘
(
さそ
)
つた。平岡も
口
(
くち
)
程
忙
(
いそ
)
がしくはないと見えて、
生返事
(
なまへんじ
)
をしながら、一所に
歩
(
ほ
)
を
運
(
はこ
)
んで
来
(
き
)
た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼所
(
あすこ
)
、
此所
(
こゝ
)
に席を立つものがある。
花道
(
はなみち
)
から
出口
(
でぐち
)
へ掛けて、
人
(
ひと
)
の
影
(
かげ
)
が
頗
(
すこぶ
)
る
忙
(
いそ
)
がしい。三四郎は
中腰
(
ちうごし
)
になつて、
四方
(
しほう
)
をぐるりと
見廻
(
みまは
)
した。
来
(
き
)
てゐる
筈
(
はづ
)
の
人
(
ひと
)
は
何処
(
どこ
)
にも見えない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
御母
(
おつか
)
さんが向側から、しきりに
昨夜
(
ゆふべ
)
の礼を述べる。御
忙
(
いそ
)
がしい所を抔と云ふ。三四郎は、いゝえ、どうせ
遊
(
あそ
)
んでゐますからと云ふ。
二人
(
ふたり
)
が話をしてゐる
間
(
あひだ
)
、よし子は
黙
(
だま
)
つてゐた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
代助は又
忙
(
いそ
)
がしい所を、邪魔に
来
(
き
)
て済まないといふ様な尋常な
云訳
(
いひわけ
)
を述べながら、此無趣味な
庭
(
には
)
を眺めた。其時三千代をこんな
家
(
うち
)
へ入れて
置
(
お
)
くのは実際気の毒だといふ気が
起
(
おこ
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
忙
(
いそ
)
がしいものだから、つい忘れた」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
忙
常用漢字
中学
部首:⼼
6画
“忙”を含む語句
急忙
慌忙
忙々
心忙
気忙
多忙
忙殺
怱忙
繁忙
大忙
息忙
忙敷
連忙
匆忙
御忙
匇忙
忙裏
御多忙
小忙
忙込
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