“峯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みね94.1%
ほう2.0%
2.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これも言葉通り山のならび、つづいているみねを言うので、山脈に当る言葉ではなかった。これは成程勘違いをしそうな言葉である。
詩語としての日本語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
言語はもとより多端なり。さんと云ひ、がくと云ひ、ほうと云ひ、らんと云ふ。義の同うして字の異なるを用ふれば、即ち意を隠微のかんぐうするを得べし。大食おほぐらひを大松だいまつと云ひ差出者さしでもの左兵衛次さへゑじと云ふ。
そうすれば、椎の小枝を折ってそれに飯を盛ったと解していいだろう。「片岡のこのむかしひ蒔かば今年の夏の陰になみむか」(巻七・一〇九九)もしいであろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
湯に入りて向ふ 向つの空
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)