“怱忙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうぼう81.8%
そうばう9.1%
さうばう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老エフィゲニウスの身近怱忙そうぼうを加うべきを思い、我らは今一度姫の死に涙の黙祷を捧げて後、やがて再び別邸への道を辿たどった次第でありましたが
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
啄木、永く都塵に埋もれて、旦暮たんぼ身世しんせい怱忙そうばうに追はれ、意ならずして故郷の風色にそむくうちに、身は塵臭に染み、吟心またつかれをおぼえぬ。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
軍馬に乘りて怱忙さうばうと馳せてこの場に寄せ來る
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)