“中腰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうごし84.6%
ちうごし7.7%
ちゆうごし7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな中腰ちゅうごしの態度で、芝居を見物する原因は複雑のようですが、その五割乃至ないし七割は舞台で演ずる劇そのものに帰着するのかも知れません。
虚子君へ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
くちかない所がゆかしく思はれたのだらう。三四郎は中腰ちうごしになつて、ぼんやりしてゐた。先生は断わつたのが気の毒になつた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
いきくさこと……あまつさへ、つでもなくすはるでもなく、中腰ちゆうごししやがんだ山男やまをとこひざれかゝつた朽木くちぎ同然どうぜんふしくれつてギクリとまがり、腕組うでぐみをしたひぢばかりがむね附着くつつ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)