“中風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうぶう30.0%
ちゅうぶ24.0%
ちゅうふう10.0%
ちゆうふう10.0%
ちうふう8.0%
ちゆうぶ8.0%
ちゅうき6.0%
よいよい2.0%
よい/\2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
決してそんな事をさせてはならんと頼んで帰られましたが、その時先生は中風(ちゅうぶう)か何かと見えて歩くにもよほど難儀のように見えました。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「巧く仰有るが、実はソロ/\焼が廻って来たんじゃありますまいか? 眩暈がして足がフラ/\するところは中風(ちゅうぶ)のようですよ」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
平常(ふだん)から、達者(たっしゃ)だったおじいさんは、まだ、そんなに年寄(としよ)りでもなかったのに、とつぜん、中風(ちゅうふう)にかかって死(し)にました。
おばあさんとツェッペリン (新字新仮名) / 小川未明(著)
だが、小左衞門はもと武家の出で、少し中風(ちゆうふう)の氣味でも、お春や久治には殺せさうもない。
「八年越しの中風(ちうふう)だ、身動きもむつかしからうよ、尤も近頃あの容體に少し腑(ふ)に落ちないことはあるが」
げに人中風(ちゆうぶ)のわざによりてかく全くゆがむにいたれることもあるべし、されど我未だかゝることをみず、またありとも思ひがたし 一六—一八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「病人だってなにも、中風(ちゅうき)だの、脚気だの、脱肛(だっこう)だのッて、そんな、ぶざまな病気ばかりがあると限ったものじゃない、中には、きれいな病気だッてあるさ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金もなく身よりもない外国で中風(よいよい)になって生きているのは、どんなに悲惨か貴様にもわかるだろう。余計なことをいう必要はない。友達がいに最後のいやな役をうんといって承知してくれ。
黒い手帳 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
何うせ果は中風(よい/\)だ、はゝゝだが酒が一滴も通らなけりア口の利けねえ徳藏だ、予(かね)てお前も知ってる通りのことだ、前々(まえ/\)勤務(つとめ)をしている時分にも宜しく無いから飲むなてえが、飲まんけりア耐(たま)らん
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)