“ちゅうごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
中腰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶれたガラスまどへ片手をつっこんだまま中腰ちゅうごしに立っているくまのすがたが、きゅうに明かるくらしだされた。にわかに火を見たくまの目は、ギロギロとくるいだしそうに光った。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
と、中腰ちゅうごしでいた身がまえをなおして、咲耶子さくやこの前にしずかにすわった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
博士は、それをみると、思わず、車の中で、中腰ちゅうごしになりました。
電人M (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)