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魑魅魍魎
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ちみまうりやう
ふりがな文庫
“
魑魅魍魎
(
ちみまうりやう
)” の例文
恰
(
あたか
)
も
何
(
なに
)
よ、それ
畜生道
(
ちくしやうだう
)
の
地獄
(
ぢごく
)
の
絵
(
ゑ
)
を、
月夜
(
つきよ
)
に
映
(
うつ
)
したやうな
怪
(
あやし
)
の
姿
(
すがた
)
が
板戸
(
いたど
)
一
重
(
へ
)
、
魑魅魍魎
(
ちみまうりやう
)
といふのであらうか、ざわ/\と
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
が
戦
(
そよ
)
ぐ
気色
(
けしき
)
だつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
魑魅魍魎
(
ちみまうりやう
)
のやうに暗躍する惡者共を番毎
顫
(
ふる
)
へ上がらせてゐる名題の名御用聞です。
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
罷違
(
まかりちが
)
ふて
旧道
(
きうだう
)
を
皆
(
みな
)
歩行
(
ある
)
いても
怪
(
け
)
しうはあるまい、
恁
(
か
)
ういふ
時候
(
じこう
)
ぢや、
狼
(
おほかみ
)
の
春
(
しゆん
)
でもなく、
魑魅魍魎
(
ちみまうりやう
)
の
汐
(
しほ
)
さきでもない、まゝよ、と
思
(
おも
)
ふて、
見送
(
みおく
)
ると
早
(
は
)
や
親切
(
しんせつ
)
な
百姓
(
ひやくしやう
)
の
姿
(
すがた
)
も
見
(
み
)
えぬ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“魑魅魍魎”の解説
魑魅魍魎(ちみもうりょう)とは、山の怪物や川の怪物。様々な化け物妖怪変化。魑魅は山の怪、魍魎は川の怪であり、一般には山河すべての怪として魑魅魍魎の名で用いられることが多い。
(出典:Wikipedia)
魑
漢検1級
部首:⿁
21画
魅
常用漢字
中学
部首:⿁
15画
魍
漢検1級
部首:⿁
18画
魎
漢検1級
部首:⿁
18画
“魑魅”で始まる語句
魑魅