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駅
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うまやじ
ふりがな文庫
“
駅
(
うまやじ
)” の例文
旧字:
驛
「昔平ノ
重衡
(
しげひら
)
は、
囚人
(
めしゅうど
)
として東海道を、関東へ降る道すがら、何んとかいう
駅
(
うまやじ
)
で白拍子の千寿と……で、わしも……行こう、亀千代」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
声なき声は、街道すじの
駅
(
うまやじ
)
へ駅へ。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
街道を一方へ辿って行けば、
俚謡
(
うた
)
に詠まれている関所があり、更に一方へ辿って行けば、
沓掛
(
くつかけ
)
の古風の
駅
(
うまやじ
)
があった。
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
飛騨の萩村は街道筋における、相当に賑やかな
駅
(
うまやじ
)
であって、
旅籠
(
はたご
)
屋などにもよいものがあった。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
幸福に、幸福に、幸福に! ……でも私達は林や野や、小さい
駅
(
うまやじ
)
や
宿
(
しゅく
)
で住む! でもちっとも違いはない。幸福にさえ暮らそうとしたら……きっと幸福にくらすことが出来る!
血ぬられた懐刀
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
わけても藪原の
駅
(
うまやじ
)
は、姿を見ない人までも名にあこがれて通って来るほど美しい遊女が現われてからは、人の出入りも
繁
(
しげ
)
くなり、自然に
商売
(
あきない
)
も繁昌して、
長閑
(
のどか
)
さを一層長閑にした。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「お前さんのお話を聞いておりますと、どうやら繁華な都よりも、街道筋の宿や
駅
(
うまやじ
)
のほうに、権威を認めておりますようで。少し変ではございませんかな。物の数にも入れないなどとは?」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
数日前に萩村の
駅
(
うまやじ
)
の、柏屋という
旅籠
(
はたご
)
屋から、乗り出した駕籠に相違ない。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
はいはい私ども一座の者は、東海道の宿や
駅
(
うまやじ
)
を、お得意にしておりまして、ご
贔屓
(
ひいき
)
様もたくさんにあります。江戸や
浪華
(
なにわ
)
や京などという、そのような繁華な都などは、物の数にも入れておりませぬ
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
駅
常用漢字
小3
部首:⾺
14画
“駅”を含む語句
駅路
宿駅
駅中
駅長
駅夫
駅員
駅前
駅継
駅使
駅場
其駅
駅逓
駅伝
駅馬
山駅
古駅
官駅
吹上駅
品川駅頭
I駅
...