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頭角
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とうかく
ふりがな文庫
“
頭角
(
とうかく
)” の例文
皆若い人たちで暗く長い私の文運つたなかりし頃の人たちと違って、もう一年か二年で
頭角
(
とうかく
)
を現わした
華
(
はなや
)
かな人たちばかりであった。
落合町山川記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
なんの
頭角
(
とうかく
)
も現わしていない高氏だったが、しかし、
前執権
(
ぜんしっけん
)
(——彼の妻登子の兄北条守時は七月七日退職、新たに北条茂時が執権職につく)の
義弟君
(
おととぎみ
)
として
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東京朝日新聞
(
とうきやうあさひしんぶん
)
の
記者
(
きしや
)
にして
考古家中
(
かうこかちう
)
に
嶄然
(
ざんぜん
)
頭角
(
とうかく
)
を
露
(
あら
)
はせる
水谷幻花氏
(
みづたにげんくわし
)
と
同行
(
どうかう
)
して、
余
(
よ
)
は四十一
年
(
ねん
)
十
月
(
ぐわつ
)
七
日
(
か
)
午前
(
ごぜん
)
九
時
(
じ
)
(
曇
(
くもり
)
)
鶴見
(
つるみ
)
の
電車停留場
(
でんしやていりうぢやう
)
に
到着
(
たうちやく
)
すると、
間
(
ま
)
もなく
都新聞
(
みやこしんぶん
)
の
吉見氏
(
よしみし
)
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
歌は前篇の作者にくらべて劣るが
凡手
(
ぼんしゅ
)
でない、その時代に歌人として
頭角
(
とうかく
)
を現わしていた人の筆になった傑作小説として、私は大弐の三位の家の集をずいぶん捜し求めたが現存していない。
『新新訳源氏物語』あとがき
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
その
頭角
(
とうかく
)
すら認められず、柴田、丹羽、滝川などの諸将から見ればずっと
末輩
(
まっぱい
)
に置かれていた頃なのに、当時、恵瓊が都から中国へ報じた吉川元春
宛
(
あて
)
の書状のうちには、偶然か
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭顱