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凡手
ふりがな文庫
“凡手”の読み方と例文
読み方
割合
ぼんしゅ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんしゅ
(逆引き)
箏の調子を低くしろということは、これは
凡手
(
ぼんしゅ
)
には言えないことだ。限りのある
柱
(
じ
)
のおきかたであるから、低くするには、
絃
(
いと
)
の張りかたをゆるめるよりほか手はない。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
歌は前篇の作者にくらべて劣るが
凡手
(
ぼんしゅ
)
でない、その時代に歌人として
頭角
(
とうかく
)
を現わしていた人の筆になった傑作小説として、私は大弐の三位の家の集をずいぶん捜し求めたが現存していない。
『新新訳源氏物語』あとがき
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
凡手(ぼんしゅ)の例文をもっと
(2作品)
見る
凡
常用漢字
中学
部首:⼏
3画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“凡”で始まる語句
凡
凡庸
凡夫
凡下
凡人
凡事
凡兆
凡者
凡慮
凡俗
“凡手”のふりがなが多い著者
長谷川時雨
与謝野晶子