“とうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頭角62.5%
東郭25.0%
撞角12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんの頭角とうかくも現わしていない高氏だったが、しかし、前執権ぜんしっけん(——彼の妻登子の兄北条守時は七月七日退職、新たに北条茂時が執権職につく)の義弟君おととぎみとして
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「関羽は春秋も読んでいよう。せいの景公は、諸侯の身で、東郭とうかくの野人に会うため、五度も尋ねているではないか」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城壁をつき破る青銅の撞角とうかくのごとくまっしぐらに、ラ・ベル・アリアンスの丘を駆けおり、既に幾多の兵士の倒れてる恐るべき窪地くぼちに飛び込み、戦雲のうちに姿を消したが、再びその影から出て