“東郭”の読み方と例文
読み方割合
とうかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔明に向っては、ひとまず客舎へもどって、休息し給えと云いのこして、孫権は力づよい跫音を踏みしめながら東郭とうかくの奥へ入った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「関羽は春秋も読んでいよう。せいの景公は、諸侯の身で、東郭とうかくの野人に会うため、五度も尋ねているではないか」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)