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非情
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ひじやう
霎時聞かせたまへ。我今
仮に
化をあらはして
話るといへども、神にあらず仏にあらず、もと
一〇五非情の物なれば人と異なる
慮あり。
非情のものが、
恋をした
咎を
受けて、
其の
時から、
唯一人で、
今までも
双六巌の
番をして、
雨露に
打たれても、……
貴下の
事が
忘れられぬ。
“非情”の意味
《名詞》
非情(ひじょう)
(仏教)木や石など感情、意識を持たないもの。
喜怒哀楽や人としての思いやりがないこと。
《形容動詞》
非情(ひじょう)
人としての思いやりがないさま。
(出典:Wiktionary)