非情ひじやう)” の例文
霎時しばらく聞かせたまへ。我今かりかたちをあらはしてかたるといへども、神にあらず仏にあらず、もと一〇五非情ひじやうの物なれば人と異なるこころあり。
非情ひじやうのものが、こひをしたとがめけて、ときから、たゞ一人ひとりで、いままでも双六巌すごろくいはばんをして、雨露あめつゆたれても、……貴下あなたことわすれられぬ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
有情うじやう非情ひじやうとを眺めて
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)