青色あおいろ)” の例文
「これをまちがわずに、いちばんはやこたえをしたものに、ほうびをやろう。」と、一ぽん青色あおいろ鉛筆えんぴつたかげてしめされました。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのほしひかりはなんともいえないうつくしいひかりはなっていました。金色きんいろのもあれば、銀色ぎんいろのもある。また緑色みどりいろのもあれば、紫色むらさきいろのも、青色あおいろのもありました。
星の世界から (新字新仮名) / 小川未明(著)
さちは、すべてをわすれて、じっとそのほう見守みまもっていますと、あちらの往来おうらいあるいて、すぐうちまえほうへやってきました。ると、かみながい、青色あおいろふく青年せいねんでありました。
花と少女 (新字新仮名) / 小川未明(著)