“青色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あをいろ33.3%
せいしょく33.3%
あおいろ25.0%
ぶすいろ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晝間ひるまの暑き日の熱のほてり、いまだに消えやらぬまき草間くさまに横はり、あゝこのゆふべのみほさむ、空が漂ふ青色あをいろのこの大盃おほさかづきを。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
そして軽食ランチの膳立であろう、うまそうな品々がならべてあった。やがて正面の玄関口に廻ってみると、そこには二つの土耳古トルコ青色せいしょくの植木鉢が両側に控えていた。
「これをまちがわずに、いちばんはやこたえをしたものに、ほうびをやろう。」と、一ぽん青色あおいろ鉛筆えんぴつたかげてしめされました。
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)
辻馬車のを開け閉てして貰いためた僅かの小銭を衣嚢かくしの底でしっかと握り、寒さで青色ぶすいろになって、首をちぢめて、身を切るような寒風を避ける場所を探しながら
幻想 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)