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隱袋
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かくし
ふりがな文庫
“
隱袋
(
かくし
)” の例文
新字:
隠袋
夫
(
をつと
)
の
隱袋
(
かくし
)
の
中
(
なか
)
に
疊
(
たゝ
)
んである
今朝
(
けさ
)
の
讀殼
(
よみがら
)
を、
後
(
あと
)
から
出
(
だ
)
して
讀
(
よ
)
んで
見
(
み
)
ないと、
其日
(
そのひ
)
の
記事
(
きじ
)
は
分
(
わか
)
らなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
一封
(
いつぷう
)
の
紹介状
(
せうかいじやう
)
を
懷
(
ふところ
)
にして
山門
(
さんもん
)
を
入
(
はひ
)
つた。
彼
(
かれ
)
はこれを
同僚
(
どうれう
)
の
知人
(
ちじん
)
の
某
(
なにがし
)
から
得
(
え
)
た。
其
(
その
)
同僚
(
どうれう
)
は
役所
(
やくしよ
)
の
徃復
(
わうふく
)
に、
電車
(
でんしや
)
の
中
(
なか
)
で
洋服
(
やうふく
)
の
隱袋
(
かくし
)
から
菜根譚
(
さいこんたん
)
を
出
(
だ
)
して
讀
(
よ
)
む
男
(
をとこ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
隱
部首:⾩
17画
袋
常用漢字
中学
部首:⾐
11画
“隱”で始まる語句
隱
隱居
隱家
隱見
隱匿
隱岐
隱密
隱藝
隱居所
隱元