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閉
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たて
ふりがな文庫
“
閉
(
たて
)” の例文
發
(
おこ
)
し或日庄兵衞は
不※
(
ふと
)
道宅家へ參りしは夜の亥刻過なれども同人は
留守
(
るす
)
にて近所の長家は
皆
(
みな
)
戸を
閉
(
たて
)
有道宅の
内
(
うち
)
は庄兵衞勝手
覺
(
おぼ
)
えし事故
四邊
(
あたり
)
に人のなきを幸ひと
水口
(
みづぐち
)
の半戸を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
格子戸を
閉
(
たて
)
切ると、折柄の風、半纏を横に靡かせて、甚八、早くも姿を消した。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
閉
(
たて
)
きってあったような、その
新建
(
しんだち
)
の二階の板戸を開けると、直ぐ目の前にみえる山の傾斜面に
拓
(
ひら
)
いた畑には、麦が青々と伸びて、蔵の
瓦屋根
(
かわらやね
)
のうえに、
小禽
(
ことり
)
が
怡
(
うれ
)
しげな声をたてて
啼
(
な
)
いていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ずらりと
閉
(
たて
)
切った縁側の雨戸に、白っぽい日光が踊っている。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“閉”の意味
《名詞》
(とず) 暦注の十二直の一つ。堤を築くことなどに吉、柱立て、婚姻、鍼灸などに凶という日。
(出典:Wiktionary)
閉
常用漢字
小6
部首:⾨
11画
“閉”を含む語句
閉塞
閉籠
幽閉
閉口
開閉
閉場
閉切
戸閉
閉込
閉鎖
開閉器
密閉
閉出
閉伊川
閉店
上閉伊郡
密閉室
大閉口
閉扉
本開閉器
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