“閉鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいさ62.5%
とぢこ25.0%
とざ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借家はもう半月もして水泳場が閉鎖へいさすると同時にたちまち二人に必要になるのだが、価値のあいなどで敬蔵はなかなか見つけかねた。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
それから、或時宿の女中の十二位なのに催眠術をけて、自分の室に閉鎖とぢこめて、半時間許りも何か小聲で頻りに訊ねて居た事があつた。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
捕われ人たちのいる部屋部屋の窓と、その扉とを閉鎖とざしていた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)