“閉店”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいてん66.7%
カンバン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくはすぐ、ぞろぞろとひっきりなしにきゃくが出入りしているデパートにもぐりこみ、閉店へいてんするのをまっていたんだ。やがて店がしまって店員てんいんたちがでていってしまった。
こんどの世界戦争せかいせんそうは、くにのすべての産業さんぎょう革命かくめいをもたらしました、箔屋はくやという商売しょうばいが、たとえ一時的じてきにせよ、まったくおとろえる状態じょうたいとなり、このみせもついに閉店へいてんして
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ことに腹が立ってならないのは、毎晩豹一が閉店カンバンになるまで粘って、多鶴子と同じ車で帰って行くということだった。そのため、彼の図々しい計画もさすがに手も足も出なかったのだ。
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)