銅鐸どうたく)” の例文
銅鐸どうたくはそのかたちが、がねのようでありますから、やはり樂器がつきではあるまいかといふひともありますが、さて樂器がつき使つかつたあとられませんので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
人物や動物の造形は、銅鐸どうたくや土器の表面に描かれた線描において現われているが、これは縄文土器の土偶に比べてほとんど足もとへもよりつけないほど幼稚なものである。
人物埴輪の眼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
この銅鐸どうたくいままで古墳こふんからたことはなく、いわあひだや、やまかげなどからひょこっとるのが普通ふつうであり、そしてたくさんのかず一度いちどることも時々とき/″\あります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
みなさん、こゝにある銅劍どうけん銅鉾どうほこ銅鐸どうたくなどを一巡いちじゆん御覽ごらんになつたら、ぎのしつくことにいたしませう。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)