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銃猟
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じゅうりょう
ふりがな文庫
“
銃猟
(
じゅうりょう
)” の例文
と実物について説明する時来会者の
中
(
うち
)
より進み出でたる一人「中川さん、鳥のついでに伺いますが私は
銃猟
(
じゅうりょう
)
道楽で毎度野山の
獲物
(
えもの
)
を ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
だがそのあいだに、
銃猟
(
じゅうりょう
)
や魚つりでもっておぎないをせねばならぬ、かれは幼年組につり道具をやって、モコウとともに魚つりにだしてやった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
銃猟
(
じゅうりょう
)
は面白いものであろう。小鳥はうまいものである。此村にはあまり銃猟に来る都人士もないので、小鳥は可なり多い。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
外で四時間ばかり待って居りますとようやく総理殿下(国王の実権あるゆえ殿下というなり)が大象に乗って
銃猟
(
じゅうりょう
)
に出掛けるのに
出遇
(
であ
)
いました。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
後輩の自分が
枯草色
(
かれくさいろ
)
の半毛織の
猟服
(
りょうふく
)
——その
頃
(
ころ
)
銃猟
(
じゅうりょう
)
をしていたので——のポケットに
肩
(
かた
)
から
吊
(
つ
)
った
二合瓶
(
にごうびん
)
を入れているのだけが、何だか
野卑
(
やひ
)
のようで一群に
掛離
(
かけはな
)
れ過ぎて見えた。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
現
(
げん
)
に後日、彼の砲撃に
与
(
あずか
)
りたる
或
(
あ
)
る米国士官の
実話
(
じつわ
)
に、彼の時は他国の軍艦が
行
(
ゆ
)
かんとするゆえ
強
(
し
)
いて同行したるまでにて、
恰
(
あたか
)
も
銃猟
(
じゅうりょう
)
にても
誘
(
さそ
)
われたる
積
(
つも
)
りなりしと語りたることあり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
唯書いて見たかつたといふまでの事、同級の生徒が写真ヴァイオリン
銃猟
(
じゅうりょう
)
などに
凝
(
こ
)
りしも同然当人だけは
大
(
おおい
)
に志あるやうに思ひしかど、
大人
(
おとな
)
から見ればやはり少年の遊戯に過ぎざりしなるべし。
小説作法
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
銃猟
(
じゅうりょう
)
道楽は天下に多し。
走獣
(
そうじゅう
)
飛禽
(
ひきん
)
を
捕獲
(
ほかく
)
するの術は日に新しきを加うれどもその
獲物
(
えもの
)
の料理法を
頓着
(
とんじゃく
)
するものは
甚
(
はなは
)
だ
稀
(
まれ
)
なり。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
アハハ、それも
銃猟
(
じゅうりょう
)
に行って兎一羽を撃つ費用から比べたら何でもありますまい。随分今の銃猟紳士は兎猟に行って
旅店
(
やどや
)
へ泊って
晩酌
(
ばんしゃく
)
にビールや
葡萄酒
(
ぶどうしゅ
)
の一本位傾ける事も毎度ありましょう。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“銃猟”の意味
《名詞》
小銃を使用して鳥獣を狩猟すること。
(出典:Wiktionary)
銃
常用漢字
中学
部首:⾦
14画
猟
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
“銃猟”で始まる語句
銃猟家