“野卑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やひ95.2%
ぞんざい4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてこの人なる語(ことば)はあるいは高尚(こうしょう)な意味に用いることもあれば、またすこぶる野卑(やひ)なる意味を含(ふく)ませることもある。たとえば
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そしてルイ十四世について伝説が主張しているとおり、この初老の男も、その言葉づかいからいっさいの野卑(やひ)な語を追放してしまった。
頭(かしら)ですらこれだから、平(ひら)の坑夫は無論そう野卑(ぞんざい)じゃあるまいと思い込んでいた。だから、この悪口(あくたい)が藪(やぶ)から棒(ぼう)に飛んで来た時には、こいつはと退避(ひる)む前に、まずおやっと毒気を抜かれた。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)