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酒盞
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さかづき
ふりがな文庫
“
酒盞
(
さかづき
)” の例文
ここに
大御食
(
おほみけ
)
獻る時に、その
美夜受
(
みやず
)
比賣、大御
酒盞
(
さかづき
)
を捧げて獻りき。ここに
美夜受
(
みやず
)
比賣、その
襲
(
おすひ
)
二一
の
襴
(
すそ
)
に
月經
(
さはりのもの
)
著きたり。かれその月經を見そなはして、御歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
清吉酔ふては
撿束
(
しまり
)
なくなり、砕けた源太が
談話
(
はなし
)
ぶり
捌
(
さば
)
けたお吉が
接待
(
とりなし
)
ぶりに何時しか遠慮も打忘れ、
擬
(
さ
)
されて
辞
(
いな
)
まず受けては突と干し
酒盞
(
さかづき
)
の数重ぬるまゝに、
平常
(
つね
)
から可愛らしき紅ら顔を一層
沢〻
(
みづ/\
)
と
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
主個の
老人
(
らうじん
)
押禁
(
おしとゞ
)
め彌生と言ど未だ寒きに
冷酒
(
れいしゆ
)
は
身體
(
からだ
)
の
毒
(
どく
)
なればツイ
温
(
あたゝ
)
めて差上んと娘に
吩咐
(
いひつけ
)
温めさせ料理は
御持參
(
ごぢさん
)
なされたれば此方で
馳走
(
ちそう
)
の
爲樣
(
しやう
)
もなし責て
新漬
(
しんづけ
)
の
香物
(
かうのもの
)
なりともと言へば娘は
心得
(
こゝろえ
)
て出して與ふる
饗應振
(
もてなしぶり
)
此方は主個に
酒盞
(
さかづき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
盞
漢検1級
部首:⽫
13画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽