トップ
>
道中
>
だうちゆう
ふりがな文庫
“
道中
(
だうちゆう
)” の例文
お
糸
(
いと
)
は
今夜
(
こんや
)
兼
(
かね
)
てから話のしてある
葭町
(
よしちやう
)
の芸者屋まで
出掛
(
でか
)
けて相談をして来ると
云
(
い
)
ふ事で、
其
(
そ
)
の
道中
(
だうちゆう
)
をば二人一緒に話しながら歩かうと約束したのである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
これは田畑に体を使つたためであつた。しかしそれまで幾度となく湯殿山に
参詣
(
さんけい
)
し
道中
(
だうちゆう
)
自慢
(
じまん
)
であつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
汽車
(
きしや
)
に
乘
(
の
)
ると
短
(
みじ
)
かい
道中
(
だうちゆう
)
でも
氣
(
き
)
の
所爲
(
せゐ
)
か
疲
(
つか
)
れるね。
留守中
(
るすちゆう
)
に
別段
(
べつだん
)
變
(
かは
)
つた
事
(
こと
)
はなかつたかい」と
聞
(
き
)
いた。
實際
(
じつさい
)
彼
(
かれ
)
は
短
(
みじ
)
かい
汽車
(
きしや
)
旅行
(
りよかう
)
にさへ
堪
(
た
)
へかねる
顏付
(
かほつき
)
をしてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“道中”の意味
《名詞》
道中(どうちゅう)
旅で目的地までの途中。副詞的、接続助詞的にも用いられる。
(出典:Wiktionary)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“道中”で始まる語句
道中差
道中双六
道中奉行
道中合羽
道中奉行所
道中話
道中姿
道中笠
道中稼
道中師