“道中合羽”の読み方と例文
読み方割合
どうちゅうがっぱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるでりすのようなはやさでかけのぼっていったのは、たけがさ道中合羽どうちゅうがっぱをきて旅商人たびあきんどにばけた丹羽昌仙の密使、早足はやあし燕作えんさくだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふかいつづら笠に面体は隠れて、編目の隙に、きらりと眼が光るだけだが、道中合羽どうちゅうがっぱ紺脚絆こんきゃはん、あらい滝縞の裾を尻端折しりばしょって、短い刀を一本ぶっ差した二十七八しっぱちのまたたび姿。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)