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造物
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つくりもの
ふりがな文庫
“
造物
(
つくりもの
)” の例文
又は
造物
(
つくりもの
)
、
床几
(
しょうぎ
)
等を出したり入れたり
按配
(
あんばい
)
したりする加減に注意するので、そんな仕事のない能では、初めからしまいまで唯座っているきりである。
能とは何か
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
春秋
(
はるあき
)
の
花
(
はな
)
紅葉
(
もみぢ
)
對
(
つゐ
)
にして
揷
(
さ
)
す
簪
(
かんざし
)
の
造物
(
つくりもの
)
ならねど
當座
(
たうざ
)
の
交際
(
つきあひ
)
姿
(
すがた
)
こそはやさしげなれ
智慧
(
ちゑ
)
宏大
(
くわうだい
)
と
聞
(
き
)
くは
此人
(
このひと
)
すがりて
見
(
み
)
ばやとこれも
稚氣
(
をさなげ
)
さりながら
姿
(
すがた
)
に
知
(
し
)
れぬは
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
笑
(
わら
)
ひものにされなばそれも
恥
(
はづ
)
かし
何
(
なに
)
とせんと
思
(
おも
)
ふほど
兄弟
(
きやうだい
)
ある
人
(
ひと
)
羨
(
うらや
)
ましくなりてお
兄樣
(
あにいさま
)
はおやさしいとかお
前
(
まへ
)
さま
羨
(
うらや
)
ましと
口
(
くち
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
造
常用漢字
小5
部首:⾡
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“造物”で始まる語句
造物主
造物者