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通抜
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とほりぬ
ふりがな文庫
“
通抜
(
とほりぬ
)” の例文
旧字:
通拔
例
(
れい
)
の
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて
悠々
(
いう/\
)
と
小取廻
(
ことりまはし
)
に
通抜
(
とほりぬ
)
ける
旅僧
(
たびそう
)
は、
誰
(
たれ
)
も
袖
(
そで
)
を
曳
(
ひ
)
かなかつたから、
幸
(
さいはひ
)
其後
(
そのあと
)
に
跟
(
つ
)
いて
町
(
まち
)
へ
入
(
はい
)
つて、
吻
(
ほツ
)
といふ
息
(
いき
)
を
吐
(
つ
)
いた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いゝえ、さうしてあけて
置
(
お
)
かないと、お
客様
(
きやくさま
)
が
通
(
とほ
)
つても
橋銭
(
はしせん
)
を
置
(
お
)
いて
行
(
い
)
つてくれません。づるいからね、
引籠
(
ひつこも
)
つて
誰
(
だれ
)
も
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ないと、そゝくさ
通抜
(
とほりぬ
)
けてしまひますもの。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“通”で始まる語句
通
通夜
通過
通人
通路
通牒
通暁
通草
通常
通帳