トップ
>
退身
>
たいしん
ふりがな文庫
“
退身
(
たいしん
)” の例文
退身
(
たいしん
)
爲
(
な
)
し
流浪
(
るらう
)
の身と成りしが二君に仕へるは
武士
(
さむらひ
)
の
廉恥
(
はぢいる
)
所成れ共座して
喰
(
くら
)
へば山も
空
(
むな
)
し何れへか
仕官
(
しくわん
)
に
就
(
つか
)
んと思ひしに不幸にも永の
煩
(
わづら
)
ひに夫も成らず
困苦
(
こんく
)
に困苦を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
翌日
(
よくじつ
)
、
鴨川
(
かもがは
)
とか、
千倉
(
ちくら
)
とか、
停車場前
(
ていしやぢやうまへ
)
のカフエーへ
退身
(
たいしん
)
、いや、
榮轉
(
えいてん
)
したさうである。
寧
(
むし
)
ろ
痛快
(
つうくわい
)
である。
東京
(
とうきやう
)
うちなら、
郡部
(
ぐんぶ
)
でも、
私
(
わたし
)
は
訪
(
たづ
)
ねて
行
(
い
)
つて、
飮
(
の
)
まうと
思
(
おも
)
ふ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“退”で始まる語句
退
退屈
退治
退引
退出
退嬰
退儀
退潮
退却
退去